バドミントンニュース
 ラリーポイント制について

 H18年5月 IBFの総会で決定されれば、日本国内:H18年10月〜 全国大会から「ラリーポイント制」が施行されます。
 ※全日本実業団(H18年6月末)はラリーポイント制で行なわれる予定です。

ラリーポイント制(3×21)
スコアリングシステム
1.1 マッチは特に定めなければ2ゲーム先取の3ゲームで行なう。
1.2 21点先取したサイドがそのゲームでの勝者となる。
(下記の1.4,1.5の場合を除く)
1.3 ラリーを制したサイドが1点ずつ得点することができる。
1.4 スコアが20点オールになった場合には、2点連続で得点したサイドがそのゲームでの
勝者となる。
1.5 スコアが29点オールになった場合には、30点を先取したサイドがそのゲームでの勝
者となる。
1.6 ゲームに勝ったサイドが、次のゲームで最初にサーブする。
エンドの交替
2.1 プレーヤーは次の場合にエンドを替える。
2.1.1 第1ゲームを終了したとき
2.1.2 第3ゲームの開始前(第3ゲームを行なう場合)
2.1.3 第3ゲームあるいは1ゲームマッチの途中、どちらかのサイドが最初に11点
に達したとき
2.2 上記の2.1の規定どおりにエンドを替えなかった場合は、間違いが発見され次第、シャ
トルがインプレーでなくなったとき、速やかにエンドを交替するものとする。また、ス
コアはそのままとする。
シングルス
3.1 サービングコートとレシービングコート
3.1.1 サーバーにスコアが0か偶数のとき、それぞれ右サービスコートでサーブし、
レシーブする。
3.1.2 サーバーのスコアが奇数のとき、それぞれ左サービスコートでサーブし、レシ
ーブする。
3.2 サーバーとレシーバーは、シャトルがインプレーでなくなるまで交互にシャトルを打つ。
3.3 スコアリングとサービング
3.3.1 レシーバーが「フォルト」をするか、シャトルがレシーバーのコート面に触れ
てインプレーでなくなったときは、サーバーが1点を得る。そのとき、サーバ
ーはもう一方のサービスコートから再びサーブする。
3.3.2 サーバーが「フォルト」するか、シャトルがサーバーのコート面に触れてイン
プレーでなくなったときは、レシーバーが1点を得る。そのときサーバーはサ
ービス権を失い、レシーバーにサービス権が移る。
ダブルス
4.1 サービングコートとレシービングコート
4.1.1 ゲームの最初およびサーバーのサイドのそのゲームのスコアが0か偶数のとき
右サービスコートからサーブする。
4.1.2 サーバーのサイドのスコアが奇数のとき、左サービスコートからサーブする。
4.1.3 パートナーにはその逆の形式を適用する。
4.1.4 レシービングサイドでは、サーバーから対角のサービスコートに立つプレーヤ
ーをレシーバーとする。
4.1.5 レシーバーだけがサービスを打ち返すことができる。従って、レシーバーのパ
ートナーがシャトルに触れたり、シャトルを打ったりすれば「フォルト」にな
り、サービングサイドが1点を得る。
4.1.6 サービスは1回ごとにサービスコートを交互に替えて行なう。
4.1.7 レシービングサイドのプレーヤーはサービス権があるときに得点した場合だけ
サービスコートを替える。
4.2 プレー順序とコート上のポジション
4.2.1 サービスが打ち返された後、そのシャトルはサービングサイドのどちらかのプ
レーヤーによって打たれ、次にレシービングサイドのどちらかのプレーヤーに
よって打たれ、シャトルがインプレーでなくなるまでこれを続ける。
4.2.2 サービスが打ち返された後、プレーヤーはネットをはさんで自分のサイドなら
どの位置からシャトルを打ってもよい。
4.3 スコアリング
4.3.1 レシービングサイドが「フォルト」をするか、シャトルがレシービングサイド
のコート面に触れてインプレーでなくなったときは、サービングサイドが1点
を得る。そのときサーバーはもう一方のサービスコートから再びサーブする。
4.3.2 サービングサイドが「フォルト」をするか、シャトルがサービングサイドのコ
ート面に触れてインプレーでなくなったときは、レシービングサイドが1点を
得る。そのとき、サービングサイドはサービス権を失い、レシービングサイド
にサービス権が移る。
4.4 サービング
どのゲームにおいてもサービス権は下記のとおり移動する。
4.4.1 右サービスコートからサーブする。ゲームの最初のサーバーから。
4.4.2 最初のレシーバーのパートナーに。このとき、サービスは左サービスコートか
ら行なう。
4.4.3 最初のサービングサイドの、そのときの得点に対応するサービスコートに立っ
ている選手に。
4.4.4 最初のレシービングサイドの、そのときの得点に対応するサービスコートに
立っている選手に。以下同じようにする。
4.5 プレーヤーは同じゲームで順番を間違えてサーブしたり、レシーブしたり、2回続けて
レシーブしてはならない。
4.6 ゲームに勝ったサイドは次のゲームで最初にサーブする。また、どちらのプレーヤーが
サーブしてもよく、負けたサイドはどちらのプレーヤーがレシーブしてもよい。
プレー継続、不品行な振舞い、罰則
5.1 プレーは最初のサービスからマッチが終わるまで継続されなければならない。ただし、
下記のルール5.2、5.3で認める場合を除く。
5.2 インターバル
5.2.1 各ゲーム中、どちらかが11点先取した時に60秒を超えないインターバル。
5.2.2 第1ゲームと第2ゲームの間、および第2ゲームと第3ゲームの間に120秒
を超えないインターバル。
をすべてのマッチに認める。
(テレビ放送のマッチでは競技委員長(レフェリー)がマッチの前に、上記5.2のよう
なインターバルが必要か、またその時間についての指示を出す。)
5.3 プレーの中断
5.3.1 プレーヤーの責任でない状況によって必要とされるならば、主審は必要と思わ
れる間、プレーを中断することができる。
5.3.2 特別な状況下では、競技委員長(レフェリー)が主審にプレーを中断するよう
指示することがある。
5.3.3 プレーを中断した場合、そこまでのスコアはそのまま有効となり、プレーを再
開するときにはその点数から始める。
5.4 プレーの遅延
5.4.1 プレーヤーはどんなことがあっても、体力や息切れの回復のため、またはアド
バイスを受けるためにプレーを遅らせてはならない。
5.4.2 主審はいかなるプレーの遅延についても、それを判断、処置する唯一の決定者
である。
5.5 アドバイスとコートを離れることに関して
5.5.1 マッチ中は、インプレーでない時のみプレーヤーはアドバイスを受けることを
許される。
5.5.2 プレーヤーは主審の許可なしにコートを離れてはならない。
5.6 プレーヤーは次の行為をしてはならない。
5.6.1 プレーを故意に遅らせたり中断したりすること。
5.6.2 シャトルのスピードや飛び方を変えるために、故意にシャトルに手を加えたり
破損したりすること。
5.6.3 見苦しい服装でプレーしたり、審判員や観客に対して横柄な振舞いをしたりす
るような、下品で無礼な態度、言動。
5.6.4 ラケットや身体でネットなどのコート施設を叩くとか、耳障りな掛け声や叫び
声を発するなど、競技規則を超えた不品行または不快な行動。
5.7 ルール5.4、5.5、5.6のいかなる違反に対しても、主審は次の処置をとる。
5.7.1 違反したサイドに警告をする。
5.7.2 1度警告を受けた後、再び違反した場合は、そのサイドをフォルトにする。主
審は違反したサイドについて次の場合に競技役員長(レフェリー)に報告する
5.7.3 そのサイドを再びフォルトにする必要がある場合、または目に余る不品行な振
舞いをしたり、またはそれを続けたりした場合にはその違反したサイドをフォ
ルトとし、直ちに競技役員長(レフェリー)に報告する。競技役員長(レフェ
リ−)は違反したサイドをそのマッチから失格させることができる。
※上記文章は抜粋です。

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